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獣医学専攻オープンセミナー2017(6・7)

第6回オープンセミナー

日時:2017年11月15日(水)17:00-18:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

難治性腫瘍に挑む!〜悪性黒色腫〜

 

第7回オープンセミナー

日時:2017年11月16日(木)16:00-17:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

おもちゃを誤食した犬の一例〜訴訟事例から学んだこと、考えたこと〜

帯広畜産大学臨床獣医学部診断治療学分野

農学博士

富張 瑞樹 准教授

 

今回、獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)を利用してお招きした富張先生の主な研究テーマは「犬の悪性黒色腫(メラノーマ)における免疫寛容解除を用いた新たな免疫療法の開発」です。犬のメラノーマは臨床的な悪性度が非常に高いことが知られ、外科治療、化学療法、放射線療法(3大治療)の効果が低い腫瘍で、また、宿主の免疫活性を抑制する「免疫寛容状態」をつくることが知られています。富張先生のチームはこの機構に関わる分子動態を解析することで、メラノーマを「逃がさず」そして「たたく」ことを目的として、日夜研究を続けておられます。第6回では先生のご専門である、メラノーマについて最新の知見を交えてご講演いただきます。富張先生は研究とともに精力的に臨床の現場にも出ておられますので、第7回では、臨床上非常に悩ましい問題について講演いただきます。学部生、大学院生および教員の皆様はもちろんですが、獣医臨床センターのスタッフの皆様(外部の先生含む)の積極的な聴講を期待しています。

なお第7回(11月16日(木))のセミナー終了後、カフェテリアにて軽く飲食しながらの講師を囲んだ談話会(1時間程度、参加費無料)を開催いたします(協賛:獣医学友会振興基金)。日本を代表する獣医外科医と意見交換できるまたとない機会ですので、是非、ご参加いただけますようお願いいたします。

 

連絡先:獣医外科学教室

秋吉秀保(内線3207)E-mail: akiyoshi@vet.osakafu-u.ac.jp

 

                               主催:獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)     

                               協賛:獣医学友会振興基金、先端獣医療コンソーシアム