学術情報

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獣医学専攻オープンセミナー2017(10・11)

第10回オープンセミナー

日時:2018年1月29日(月)16:00-17:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

イヌ膀胱・前立腺移行上皮癌とBRAF遺伝子変異

 

第11回オープンセミナー

日時:2018年1月30日(火)16:00-17:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

会陰ヘルニアの整復法とその手技

東京大学大学大学院 農学生命科学研究科 獣医学専攻

中川 貴之 准教授

 

 

今回、獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)を利用してお招きした中川貴之先生(東京大学)にオープンセミナーをしていただくこととなりました。第9回オープンセミナーでは、「イヌ膀胱・前立腺移行上皮癌とBRAF遺伝子変異」をテーマに、イヌの膀胱・前立腺移行上皮癌の診断を大きく変えたBRAF遺伝子変異について、最新の知見を交えながらご講演いただきます。第10回オープンセミナーでは、「会陰ヘルニアの整復法とその手技」をテーマに、様々な手術法が報告されている会陰ヘルニアの整復について、基本的手術手技を中心に、手術動画も交えてご講演いただきます。中川先生は小動物軟部外科学ならびに腫瘍外科学の第一線でご活躍されるとともに、小動物の「がん」に関する研究に精力的に取り組まれています。中川先生の講演を拝聴できることは、とても貴重な機会ですので、学部生、大学院生および教員の皆様はもちろんですが、獣医臨床センターのスタッフの皆様(外部の先生含む)の積極的な聴講を期待しています。

なお第10回のセミナー終了後、カフェテリアにて軽く飲食しながらの講師を囲んだ談話会(1時間程度、参加費無料)を開催いたします(協賛:獣医学友会振興基金)日本を代表する獣医外科医と意見交換できるまたとない機会ですので、是非、ご参加いただけますようお願いいたします。

 

連絡先:獣医外科学教室

秋吉秀保(内線3207)

E-mail: akiyoshi@vet.osakafu-u.ac.jp

 

                               主催:獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)     

                               協賛:獣医学友会振興基金、先端獣医療コンソーシアム

獣医学専攻オープンセミナー2017年度(9)

日時:2018年1月25日(木)14:30−15:30

場所:りんくうキャンパス2F第2講義室(Second lecture room)

 

「TLR5における一塩基多型(C1205T)が豚のサルモネラ症抵抗性に及ぼす影響」

Effect of a single nucleotide polymorphism of TLR5 gene on resistance to porcine salmonellosis

 

秋庭 正人、Masato Akiba

 

動物衛生研究所 細菌・寄生虫研究領域 領域長

Division Head, Division of Bacterial and Parasitic Disease Research, National Institute of Animal Health, National Agriculture and Food Research Organization

 

Toll-like receptor (TLR) は細菌・ウイルスの構成成分を認識し、その後の自然免疫応答を誘導して感染防御に関与する一群のパターン認識受容体である。このうちTLR5は細菌の鞭毛認識に関与しており、これまでに我々は数箇所の一塩基多型(SNP)が、ある種の豚のTLR5に偏在することを見出した。特にSNP (C1205T) について、当該SNPを含むTLR5をトランスフェクションした培養細胞を用いた実験で、当該SNPがサルモネラの認識能力低下に関与することを見出した。そこで本研究では、当該SNPをヘテロ、 あるいはホモに有するSPF離乳子豚にSalmonella enterica serovar Typhimurium (ST) を感染させることにより、当該SNPのST感染に及ぼす影響を検証することを目的とした。

SNP (C1205T、P402L) をヘテロに有するランドレース豚を交配して得られた妊娠母豚より作出した5週齢SPF離乳子豚18頭 (野生型CC型6頭、ヘテロ型CT型6頭、変異型TT型) に病豚由来ST (L-3569株) を経口感染させた (107-8 cfu/頭、 2日間連続)。対照群として非感染群3頭 (CC型1頭、CT型1頭、TT型1頭) を実験に供した。採血、 採材 (直腸スワブ) を感染前、初回感染後2日目及び3日目、1週間毎に行い、5週目に安楽殺した。感染後の病態変化 (下痢及び発熱)、排菌状況、抗体応答、 サイトカイン応答及び解剖時の主要臓器からのST検出状況に関して、各群を比較した。感染群18頭は感染後1週間にわたり、サルモネラ症による発熱あるいは下痢が観察された。試験期間中の平均下痢スコアはTT、CT、CCの順に高くなり、初回感染後2日目から21日目の直腸スワブ中の生菌数はCC型と比較して、CT型とTT型で有意に多かった。感染後1週間を比較すると、TT型で発熱が最も長く持続し、炎症マーカーの一つである血清中ハプトグロビン濃度は感染群で上昇し、その増加割合はTT、CT、CCの順に大きかった。試験期間中の一日増体重は、非感染群より感染群は低く、TT群は最も低かった。

以上の結果より、豚のTLR5における当該SNPは生体のサルモネラ感染に対する抵抗性を減弱させる可能性が示唆された。当該SNPを排除することで豚のサルモネラ症に対する抗病性育種の実現につながることが期待される。

 

連絡先:生命環境科学研究科獣医国際防疫学教室

山崎伸二(内線2546)E-mail: shinji@vet.osakafu-u.ac.jp

獣医学専攻大学院演習

日時:平成30年1月10日(水)13:00〜

会場:第一講義室

 

 

13:00〜13:40 <獣医臨床科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:Storage of ovary, oocyte and embryo for reproduction technology in human and bovine

演者:ALAM, Md. Emtiaj(獣医細胞病態学教室)

 

13:40〜14:20 <獣医環境科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:牛白血病ウイルスに関する疫学的知見

演者:井上英耶(獣医公衆衛生学教室)

 

14:20〜15:00 <動物構造機能学特別研究B(ミニレビュー)>

演題:Recent advances on identification of spermatogonial stem cells and their niche

演者:Md. Royhan Gofur(獣医解剖学教室)

 

15:00〜15:10 休憩

 

15:10〜15:50 <獣医環境科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:プロバイオティクスを用いた志賀毒素産生性大腸菌感染症に関する予防研究の最近の知見

演者:奥野健太郎(獣医国際防疫学教室)

 

15:50〜16:30 <獣医臨床科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:猫歯肉口内炎の病態発生に関する最新の知見と間葉系幹細胞による治療効果

演者:中西 等(獣医内科学教室)

 

16:30〜17:10 <獣医臨床科学特別研究F(中間発表)>

演題:犬のリンパ腫治療における可溶型IL-2受容体(sIL-2R)の有用性に関する研究

演者:山田優樹(獣医外科学教室)

獣医学専攻オープンセミナー2017(8)

日時:2017年12月14日(木)15:00-17:00

 

場所:りんくうキャンパス 第3講義室

 

前十字靭帯症の診断と治療

 

 

コーネル大学臨床獣医学部

獣医学博士・米国獣医外科専門医

日本小動物外科専門医

 

林 慶 准教授

 

 

 

今回、獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)を利用してお招きした林先生は東京大学を後卒業後、渡米され、米国において博士号および米国獣医外科専門医を取得し、現在はコーネル大学にて教鞭を執られています。米国の小動物整形外科学領域の第一線でご活躍されるとともに、本邦においても、精力的に卒後教育セミナー、講演を実施され、日本の獣医外科学の発展に大きく貢献されています。今回のオープンセミナーでは、「前十字靭帯症の診断と治療」をテーマに、最新の知見および林先生のご経験に基づいてご講演いただきます。前十字靭帯症は日常の診療で遭遇しやすい整形外科学的疾患のひとつであり、靭帯の部分断裂などでは診断が難しいことや、様々な手術法が報告されていることから、診断や治療に悩むことも多くあります。本オープンセミナーでは、前十字靭帯症の診断および治療について、米国の獣医療の実際や日本の獣医療との差異にも触れていただきながら、林先生に2時間詳細にご講演いただきます。学部生、大学院生および教員の皆様はもちろんですが、獣医臨床センターのスタッフの皆様(外部の先生含む)の積極的な聴講を期待しています。

なお第8回のセミナー終了後、カフェテリアにて軽く飲食しながらの講師を囲んだ談話会(1時間程度、参加費無料)を開催いたします(協賛:獣医学友会振興基金)。米国でご活躍されている獣医外科医と意見交換できるまたとない機会ですので、是非、ご参加いただけますようお願いいたします。

 

連絡先:獣医外科学教室

秋吉秀保(内線3207)E-mail: akiyoshi@vet.osakafu-u.ac.jp

 

                               主催:獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)     

                               協賛:獣医学友会振興基金、先端獣医療コンソーシアム

獣医学専攻大学院演習

日時:平成29年12月13日(水)13:00〜

会場:第四講義室

 

13:00〜13:40 <動物構造機能学特別研究F(中間発表)>

演題:Studies on pathogenesis of myocardial fibrosis in rats based on the properties of macrophages and myofibroblasts(マクロファージと筋線維芽細胞の特性に基づいたラット心筋線維化の病理発生に関する研究)

演者:古賀 真昭(獣医病理学教室)

 

 

13:40〜14:20 <獣医環境科学特別研究F(中間発表)>

演題:Prevalence of ESBL-producing Escherichia coli and mcr-1 gene-positive E. coli in retail chicken meat samples and their characterization

演者:Azimun Nahar(獣医国際防疫学教室)

獣医学専攻オープンセミナー2017(6・7)

第6回オープンセミナー

日時:2017年11月15日(水)17:00-18:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

難治性腫瘍に挑む!〜悪性黒色腫〜

 

第7回オープンセミナー

日時:2017年11月16日(木)16:00-17:00

場所:りんくうキャンパス 第1講義室

 

おもちゃを誤食した犬の一例〜訴訟事例から学んだこと、考えたこと〜

帯広畜産大学臨床獣医学部診断治療学分野

農学博士

富張 瑞樹 准教授

 

今回、獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)を利用してお招きした富張先生の主な研究テーマは「犬の悪性黒色腫(メラノーマ)における免疫寛容解除を用いた新たな免疫療法の開発」です。犬のメラノーマは臨床的な悪性度が非常に高いことが知られ、外科治療、化学療法、放射線療法(3大治療)の効果が低い腫瘍で、また、宿主の免疫活性を抑制する「免疫寛容状態」をつくることが知られています。富張先生のチームはこの機構に関わる分子動態を解析することで、メラノーマを「逃がさず」そして「たたく」ことを目的として、日夜研究を続けておられます。第6回では先生のご専門である、メラノーマについて最新の知見を交えてご講演いただきます。富張先生は研究とともに精力的に臨床の現場にも出ておられますので、第7回では、臨床上非常に悩ましい問題について講演いただきます。学部生、大学院生および教員の皆様はもちろんですが、獣医臨床センターのスタッフの皆様(外部の先生含む)の積極的な聴講を期待しています。

なお第7回(11月16日(木))のセミナー終了後、カフェテリアにて軽く飲食しながらの講師を囲んだ談話会(1時間程度、参加費無料)を開催いたします(協賛:獣医学友会振興基金)。日本を代表する獣医外科医と意見交換できるまたとない機会ですので、是非、ご参加いただけますようお願いいたします。

 

連絡先:獣医外科学教室

秋吉秀保(内線3207)E-mail: akiyoshi@vet.osakafu-u.ac.jp

 

                               主催:獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)     

                               協賛:獣医学友会振興基金、先端獣医療コンソーシアム

獣医学専攻オープンセミナー2017(4・5)

第4回オープンセミナー

日時:2017年10月16日(月)17:00-18:00

場所:りんくうキャンパス 第2講義室

 

伴侶動物における胆道系の外科手術

 

第5回オープンセミナー

日時:2017年10月17日(火)16:00-17:00

場所:りんくうキャンパス 第2講義室

 

伴侶動物における肝臓の外科手術

北海道大学大学院獣医学研究科附属動物医療センター

獣医学博士・日本小動物外科専門医

高木 哲 准教授

 

伴侶動物、特に犬において近年、肝・胆道系疾患に対する外科手術の適応症例は増加傾向にあります。特に、胆嚢において、胆嚢粘液嚢腫の病態が広く認識され、また、一部で早期の予防的胆嚢摘出術が推奨されるなどの影響で、胆嚢摘出が実施される機会は明らかに増加しています。一方で、肝・胆道系の外科手術を安全に確実に実施することは決して容易ではなく、周術期管理を含め、比較的難易度が高い領域の手術です。今回のオープンセミナーでは、これら肝・胆道系の外科手術に関して、2014年に日本小動物外科専門医を取得されるなど、軟部組織外科領域にて活躍されている北海道大学大学院獣医学研究科附属動物医療センター 准教授の高木 哲 先生に2日間詳細にご講演いただきます。学部生、大学院生および教員の皆様はもちろんですが、獣医臨床センターのスタッフの皆様(外部の先生含む)の積極的な聴講を期待しています。

なお第5回(10月17日(火))のセミナー終了後、カフェテリアにて軽く飲食しながらの講師を囲んだ談話会(1時間程度、参加費無料)を開催いたします(協賛:獣医学友会振興基金)。日本を代表する獣医外科医と意見交換できるまたとない機会ですので、是非、ご参加いただけますようお願いいたします。

 

連絡先:獣医外科学教室

秋吉秀保(内線3207)E-mail: akiyoshi@vet.osakafu-u.ac.jp

 

                               主催:獣医臨床教育充実事業(つばさ基金)     

                               協賛:獣医学友会振興基金、先端獣医療コンソーシアム

獣医学専攻大学院演習

日時:平成29年11月20日(月)13:00〜

会場:第二講義室

 

 

13:00〜13:40 <獣医臨床科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:犬と猫における心筋トロポニンについて

演者:安藤武樹(獣医外科学教室)

 

13:40〜14:20 <獣医環境科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:PA-824, a promising novel anti-tuberculosis agent for the treatment of Mycobacterium tuberculosis

演者:Goutham B.Manjunath(獣医国際防疫学教室) 

 

14:20〜15:00 <獣医臨床科学特別研究F(中間発表)>

演題:結核菌遺伝子導入によるがん免疫治療の研究

演者:牛草貴博(細胞病態学教室)

 

獣医学専攻大学院演習

日時:平成29年10月17日(火)13:00〜

会場:第一講義室

 

 

13:00〜13:40 <獣医環境科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:Mechanism of inducing Guillain‐Barré Syndrome after C. jejuni infection

演者:Jayedul Hassan(獣医国際防疫学教室)

 

13:40〜14:20 <獣医環境科学特別研究F(中間発表)>

演題:pH感受性リポソームを応用した腫瘍ワクチンの開発

演者:岡崎 誠治(獣医免疫学教室)

 

 

14:30〜15:10 <動物構造機能学特別研究F(中間発表)>

演題:Pathological study on liver homeostasis and hepatotoxicity based on macrophage functions and autophagy in rats(マクロファージ機能とオートファジーに基づいたラットの肝恒常性と肝毒性に関する病理学的研究)

演者:Munmun Pervin(獣医病理学教室)

獣医学専攻大学院演習

日時:平成29年9月21日(木)13:00〜

会場:第一講義室

 

 

13:00〜13:40 <獣医臨床科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:Application of exosomes in cancer therapy

演者:DE SILVA, Nadeeka Harshini(細胞病態学教室)

 

13:40〜14:20 <獣医環境科学特別演習B(ミニレビュー)>

演題:Human cathelicidin antimicrobial peptide, LL-37 as a potential antimicrobial agent against multidrug resistant Pseudomonas aeruginosa

演者:Azimun Nahar(獣医国際防疫学教室)

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