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【渡航紀】米国コロラド州立大学での留学を終えて①/ 獣医師 古家優

当センターの古家獣医師が、米国コロラド州立大学に留学に行って参りました。
留学での経験を2回に分けて報告させていただきます。

コロラド州立大学獣医教育病院

2018年12月から2019年9月まで、コロラド州立大学獣医学部の獣医教育病院へ臨床研修に行って参りました。コロラド州は、米国中西部に位置し、西側にはロッキー山脈が連なり、州全体が高地で豊かな自然に恵まれています。農業や牧畜が盛んな地域であることから、1870年に創立されたコロラド州立大学は、歴史的に農学や環境科学分野の研究が盛んです。また、獣医学部は全米3位にランキングされ、数多くの著名な先生方を輩出しています。
この度、多くの方々からご支援を賜り、この上なく貴重な留学経験をさせて頂いたので、ここに報告いたします。

私が滞在した獣医教育病院は、約80名の獣医師、650名のスタッフが滞在し、小動物部門は17の診療科、馬部門は6つの診療科、その他の大動物部門は4つの診療科で構成され、日本では見たことがない圧倒的な規模で診療が行われています。
私は小動物部門のうち、腫瘍科、内科、画像診断科をローテーションする形で診療活動に参加させて頂くことができました。来院動物の多くは犬でしたが、予想以上に大型犬が多く(20kgの犬は中型犬とされる)、日本では小型犬が多いのと比べて全くの正反対でした。
また、動物はシェルターから譲渡されて飼主家族の一員となる場合が多く、日本のように動物を購入して飼育するというスタイルとは全く異なっていました。私が滞在したコロラド州ラリマー郡では犬や猫を飼育するにはライセンスが必要で、飼主には審査が課せられます。町全体で動物を大切にし、子供から大人まで動物と一緒に楽しく暮らす文化が根付いている所に大変感銘を受けました。犬や猫だけでなく、馬やアルパカをペットとして飼育されている方も多く見受けられました。

【渡航紀】米国コロラド州立大学での留学を終えて②へつづく