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【渡航紀】米国コロラド州立大学での留学を終えて②/ 獣医師 古家優

当センターの古家獣医師が、米国コロラド州立大学に留学に行って参りました。
留学での経験を2回に分けて報告させていただきます。

>> 米国コロラド州立大学での留学を終えて① はこちら

素晴らしい腫瘍科のメンバー

動物が病気になった場合は近隣の動物病院を受診し、更に詳しい検査や特別な治療が必要になった際に大学病院に紹介されてきます。このあたりは日本と同じようなシステムですが、米国では様々な分野において専門医制度が確立されており、教育病院には各診療科に内科専門医や外科専門医など高名な先生方が在籍され、その指導の下、レジデントと呼ばれる専門医候補生や獣医学部の学生が学ぶことができる絶好の環境が整っています。
私はレジデントや学生に混じって診療活動に参加し、多くの症例を共に診させていただくことができました。

指導して下さったDr.Lanaとの2ショット

最も驚いたことの1つは、多くの動物達が遠方から来院することです。車で数時間かかる移動は比較的当たり前で、中には飛行機で来院されるケースもありました(国内線は小型犬や猫なら同乗できる)。病院の近隣には動物と一緒に宿泊できるホテルや同伴できるレストランが数多くあり、通院のために滞在しながら、人と動物が一緒に過ごせるスペースが沢山ある所が素晴らしいと思いました。今後、日本でもそのような環境が少しずつでも整備されていくことを願っています。

今回のコロラド州立大学での臨床研修は、獣医療に関する最先端の知識や技術に触れて学ぶことができる本当に貴重な経験となりました。それと共に、人と動物がどのようにすれば共に楽しく暮らすことができるのか、改めて深く考えさせられる機会にもなりました。

得られた経験を当センターに来院される飼主さまや動物達に還元できればと思います。今後も何卒よろしくお願いします。

古家 優