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田中利幸(特任臨床講師)らの論文がVeterinary Record openに掲載されました。

Gd-EOB-DTPAは肝細胞に取り込まれることで造影効果を発揮し、その多くは胆汁から排泄されます。人ではGd-EOB-DTPAは肝細胞癌の診断に用いられる肝臓MRI用の造影剤ですが、Gd-EOB-DTPAの取り込み能は肝機能を反映していることも報告されています。私たちはこの点に注目し、画像検査による肝機能評価の可能性について検討しました。

この論文では、肝細胞癌、過形成、線維化、肝炎などの様々な肝疾患犬におけるGd-EOB-DTPAの胆汁排泄能と各種血液検査結果との関係、造影効果を評価しました。その結果、Alb値が低いと胆汁排泄能が下がること、肝線維化や肝炎は肝細胞癌と同様にGd-EOB-DTPAの造影効果が減弱することを明らかにしました。この結果は画像検査による「機能評価」という新しい可能性を示しました。

詳細は下記HPにてご確認ください。
https://vetrecordopen.bmj.com/content/7/1/e000371