診療科のご案内

内科診療科

内科疾患には、非特異的な症状を示す病態が数多く存在します。原因不明の臨床症状や検査所見を呈する症例、治療に反応しない症例などを対象に、高度な医療機器を用いた緻密な検査計画によって確定診断を目指すとともに、各診療科と連携した的確な治療の提案、実施を行っています。

また、近年の伴侶動物における腫瘍性疾患の増加に伴い、化学療法を中心とした癌治療に加え、樹状細胞療法など癌免疫療法にも取組んでいます。専門外来として循環器外来を併設し、弁膜疾患や不整脈の診断治療、インターベンショナルラジオロジーなども実施しています。

取り扱う疾患

循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、皮膚疾患、血液疾患、内分泌疾患、感染症、免疫介在性疾患、腫瘍性疾患

症例・実績

超音波検査、CT検査、消化管および呼吸器内視鏡検査、骨髄生検、化学療法、動脈管開存症に対するコイル塞栓術など

平成29年度実績 約1,439件


外科診療科

地域の基幹病院と責務を果たすため、最新の医療、高度先進医療の提供を目指しています。近年、伴侶動物の世界においても、がんによる死亡例が増加することから、腫瘍(がん)外科にも力を入れています。腫瘍疾患の治療では、個々の患者さまの病状・全身状態を考慮し、がんの根治性と手術の安全性を多方面より検討し、治療方針を決定します。その他、消化器、神経、内分泌、整形、眼科など幅広い疾患にも対応できる体制を整えています。

設備に関しては、最新の医療、高度先進医療に不可欠な最新の診断、治療装置の充実に努めています。さらに大学病院としての利点を生かすために、心臓、呼吸器、腎臓などに合併症のある症例にも対応できるよう、他科との連絡を密にして診療にあたります。

取り扱う疾患

胃・大腸・肝臓・胆嚢・肛門などの消化器領域、乳腺・内分泌疾患、血管、呼吸器、腎泌尿器など幅広い領域を扱っています。また、骨、関節、靭帯、神経、筋肉などにより構成される運動器疾患の手術も行います。腫瘍外科においては、動物の病態に即した治療法を選択します。

症例・実績

平成29年度実績 約2,507件


繁殖診療科

産業動物および伴侶動物の繁殖検査(雌動物の発情周期・交配適期の判定、妊娠診断、雄動物の生殖能判定)と人為調節処置(発情・排卵同期化、避妊・去勢)、ならびに生殖器疾患の診断・治療などを行います。

取り扱う疾患

  • ウシの繁殖検診と治療(直腸検査、腟検査、エコー検査による発情周期判定、妊娠鑑定、繁殖障害診断と、ホルモン剤等による治療)
  • イヌの交配適期判定、妊娠診断、精液検査、人工授精
  • 去勢(ウシ、ヤギ、ブタ、イヌ、ネコなど)
  • ホルモン剤による避妊(イヌ、ネコなど)
  • その他、ヤギの断角など

放射線科

近畿地方の獣医療施設の中で、唯一「高エネルギー放射線治療器(リニアック)」を擁し、放射線治療や外科治療、化学療法あるいは免疫療法などの各種がん治療法を併用した集学的治療が可能です。また、CT検査やMRI検査などの高度画像診断と各種生検法を駆使し、腫瘍性疾患の診断にも力を入れています。

取り扱う疾患

腫瘍性疾患

症例・実績

平成29年度実績 約1,022件


検査科

病気の原因を追及し、確実な診断を行うために、精度が高く安定した臨床検査を提供しています。当診療科は、血液学や生化学、病理学検査をはじめとする検体検査と、CTやMRI検査などの画像検査を担当しています。

取り扱う疾患

どの様な疾患の動物の検査でも承ります。