獣医生理学B
Last update : 210916
お知らせ
・インターネットやメールをできるだけ活用して授業を展開します。
・コアカリ・ガイドブックをダウンロードできます・このページに関する意見は,森山宛moriyama@vet.osakafu-u.ac.jpメールを送って下さい。
2021年度 獣医生理学B 授業概要
1.講義室:りんくう第2講義室(オンラインに切り替えることもありうる)
2.担当者:(統合生理学教室)
森山 光章,Tel: 072-463-5235, Email: moriyama@vet.osakafu-u.ac.jp
オフィスアワー: 月 12〜13時,りんくうA408号室
高野 桂,Tel: 072-463-5243, Email: takano@vet.osakafu-u.ac.jp
オフィスアワー: 月〜金 12〜13時,りんくうA409号室
3.授業目的:
獣医生理学Aから始まった生理学の勉学範囲はさらに広がる。取り扱う主な領域は,腎機能,消化吸収,体温調節,感覚などである。これらの臓器組織の機能とその調節について理解する。単に「生理学用語を理解し覚える」だけではなく,「生体機能を理解し考える」ことを目的とする。常に「なぜだろう?」という疑問を抱き,様々な視点から洞察を加える習慣をつけて下さい。
4.テキスト:
生理学テキスト(第8版)
大地睦男著 文光堂 2017年
5.参考書:
動物生理学
Schmidt-Nielsen著 東京大学出版会標準生理学 第8版福田康一郎監修 医学書院
その他に,生物学,獣医解剖学,獣医組織学,獣医生化学で用いる教科書等が参考書となります。またインターネットを通じてアクセスできる種々のサイトも有用な参考書となるでしょう。
5.関連科目:
生物学,獣医解剖学,獣医組織学,獣医生化学等
6.その他:
・限られた講義時間内だけで広範な生理機能を全て理解することは不可能です。予習・復習することを前提に講義を進めます。
・レポートおよび小テストについては下記参照。
7.試験・成績評価:
期末試験(60%),小テスト/出席点(15%),レポート成績(25%)の成績を総合評価します(%は目安)。
回数 | 月日 | 担当 | 章 | 項目 |
1 | 9/29 | 森山 | 5 | 自律神経系、 |
2 | 10/6 | 森山 | 16 | 消化と吸収1(構造,神経支配) |
3 | 10/13 | 森山 | 16 | 消化と吸収2(消化液分泌) |
4 | 10/20 | 森山 | 16 | 消化と吸収3(小腸における吸収機構) |
5 | 10/27 | 森山 | 16 | 消化と吸収4(草食動物の消化と吸収) |
6 | 11/10 | 森山 | 21 | 日常の生理学1(栄養素の摂取と代謝,エネルギー代謝) |
7 | 11/17 | 森山 | 21 | 日常の生理学2(体温,サーカディアンリズム,運動生理) |
8 | 11/24 | 髙野 | 20 | 酸塩基平衡 |
9 | 12/1 | 髙野 | 7 | 感覚総論,体性感覚(総論,痛覚,温度受容) |
10 | 12/8 | 髙野 | 8 | 味覚(味覚受容器) |
11 | 12/15 | 森山 | 19 | 腎機能1(ネフロン,糸球体,クリアランス) |
12 | 12/22 | 森山 | 19 | 腎機能2(対向流,調節,排尿) |
13 | 1/12 | 髙野 | 8 | 嗅覚(味覚受容器,主嗅覚と副嗅覚) |
14 | 1/19 | 髙野 | 9 | 聴覚・前庭感覚(内耳構造,有毛細胞,三半規管) |
15 | 1/26 | 期末試験予定 | ||
16 | 2/2 | 森山 | 総括(開講未定) |
(授業進行上変更することもある)
[レポート]について
・適宜(2回の予定)レポート課題を発表する。
・期末試験までに全て提出しなければ試験を受ける資格が得られない。
・出来るだけEmailで提出して欲しい。
・参考にしてください–>「アカデミックライティング入門編:レポートの書き方」(大阪府立大学リポジトリにリンク)
注意事項
・レポートには,参考にした文献の出典や参考にしたウェブサイトのURLも書き加えるべきです。
・レポートはできるだけ添付書類ではなく,メール本文にして送信して下さい。
(ワープロ(MS-Word等)で文書を作った場合,文章を選択・コピーして,メールソフト(OutLook,メール等)のメール本文に張り付けて,普通に送信する。)
・もし特殊な記号や式を使う必要があって,添付書類にする場合は,添付書類のファイル名には自分の名前と第何回のレポート課題かがわかるようにしてください。(例えば「佐藤第二回」として下さい。受取人のメールボックスに「生理学レポート」のようなよく似たファイルがたくさんできてしまわないように。)
(MS-Wordで作った文書を,まず名前を付けて保存し,メールソフトからその文書を添付送信する)
[小テスト]について
・前回の復習またはその回の授業のイントロダクションをかねて小テストをすることがあります。
この提出をもって出席をとる代わりとします。
過去の試験問題は獣医生理学Aのページを見て下さい。
獣医生理学AとBの講義内容が入れ替わっている年度があることに注意。
全国の獣医生理学・生化学の担当者が共同執筆したコアカリ準拠のガイドブック(PDF版とiBooks版)をダウンロードできます。
★生理学ガイドブックv1.03(PDF版, 31M)
★生理学ガイドブックv1.03(iBooks版, 32M)
★生化学ガイドブックv1.03(PDF版, 9M)
★生化学ガイドブックv1.03(iBooks版, 30M)このページの責任者:森山光章 E-mail:
moriyama@vet.osakafu-u.ac.jp