講師 幸田 知子

KOHDA Tomoko

所属:獣医環境科学分野・感染症制御学講座・獣医感染症学教室

 

学位
最終学歴 大阪府立大学農学部
専門分野 獣医感染症学
学部担当授業科目 獣医衛生学実習
大学院担当授業科目 獣医環境科学特別演習A
オフィスアワー 金曜日(17:00〜18:00) <りんくう・C511>
メールアドレス kohda@vet.osakafu-u.ac.jp
ウェブサイト http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/epid/

 

研究紹介

ボツリヌス毒素はClostridium botulinumによって産生される非常に毒性の高い神経毒素である。毒素分子は特異標的部位である神経細胞の膜上に存在する特異受容体へ重鎖を介して結合,細胞内侵入・移行し,軽鎖の酵素活性により毒性を発揮する。抗原性の違いにより、A~G型に分類されるが、共通した構造と活性を持っている。軽鎖に比べて重鎖C末端領域の相同性は低く、毒素型により受容体が異なることから、多様な侵入経路を経て、軽鎖の基質となるSNAREタンパク群の特異部位を切断し、神経伝達物質の遊離を特異的に阻害することにより典型的な弛緩性麻痺を引き起こすと考えられている。毒素型により多様性を持つ受容体への結合から毒性発揮までの過程を分子レベルで明らかにする。

キーワード

ボツリヌス毒素,受容体,神経伝達物質遊離機構

主な著書・論文

  1. Kohda, T., Ihara, H., Seto, Y., Tsutsuki, H., Mukamoto, M., Kozaki, S. 2007. Differential contribution of the residues in C-terminal half of the heavy chain of botulinum neurotoxin type B to its binding to the ganglioside GT1b and the synaptotagmin 2/GT1b complex. Microb. Pathog. 42:72-79
  2. Tsukamoto, K., Kozai, Y., Ihara, H., Kohda, T., Mukamoto, M, Tsuji, T., Kozaki, S. 2008. Identification of the receptor-binding sites in the carboxyl-terminal half of the heavy chain of botulinum neurotoxin types C and D. Micro. Pathog. 44:484-493
  3. Seto, Y. Komiya, T., Iwaki, M., Kohda, T., Mukamoto, M., Takahashi, M., Kozaki, S. 2008. Properties of corynephage attachment site and molecular epidemiology of Corynebacterium ulcerans isolated from humans and animals in Japan. Jpn. J. Infect. Dis. 61:116-122

 

所属学会(役員、委員等)

  1. 日本細菌学会
  2. 日本食品微生物学会
  3. 日本獣医学会

 

受賞歴

詳細は大学HPの「教員活動情報」をご覧ください