教授 山手 丈至

YAMATE Jyoji

所属:動物構造機能学分野・統合生体学講座・獣医病理学教室

 

学位 農学博士(東京大学)
最終学歴 山口大学大学院農学研究科修士課程獣医学専攻
専門分野 応用獣医学・臨床獣医学
学部担当授業科目 獣医病理学,獣医病理診断学実習
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義B
オフィスアワー 火曜日(12:00~16:00) <りんくう・B424>
メールアドレス yamate@vet.osakafu-u.ac.jp
ウェブサイト http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/path/

 

研究紹介

ラット由来の移植腫瘍株を確立し腫瘍細胞の特性や起源細胞の病態生理学的役割を明らかにする。また,腫瘍株から確立した間葉系幹細胞を用いて分化誘導因子を解明する。難治疾患である線維化(腎線維化・肝線維化・創傷治癒・肺線維化)のラットモデルを確立し,その病理発生機序を筋線維芽細胞とマクロファージの機能を基軸として解明する。これらのモデルは病気の複雑な病理発生機序の解明につながるのみならず薬効薬理学的評価系への応用が可能である。また,コンパニオンアニマルの病理診断学の精度向上を目指し,動物病院から依頼される材料を用いて疾病の診断学の確立と臨床現場への情報提供を行っている。「大学院では疑問から出発する研究」を,「学部では知的好奇心を刺激する教育」を行い,国際的に活躍できる研究者の育成を目指している。

キーワード

腫瘍モデル,間葉系分化,線維化,マクロファージ機能,問題解決能力,社会貢献

主な著書・論文

  1. Mori Y, Izawa T, Takenaka S, Kuwamura M, and Yamate J. Participation of functionally-different macrophage populations and monocyte chemoattractant protein-1 in early stages of thioacetamide-induced rat hepatic injury. Toxicol Pathol. 37(4):463-473. 2009.
  2. Yamate J, Ishimine S, Izawa T, Kumagai D, and Kuwamura M. Macrophage populations and expressions of regulatory proinflammatory factors in the rat meninx under lipopolysaccharide treatment in vivo and in vitro. Histol Histopathol. 24(1):13-24. 2009.
  3. Yamate J, Izawa T, Kuwamura M, Mitsunaga F, and Nakamura S. Vasoformative disorder, resembling littoral cell angioma, of the spleen in a geriatric Japanese macaque (Macaca fuscata). Vet Pathol. 46(3):520-525. 2009.
  4. Yamate J, Ogata K, Yuasa T, Kuwamura M, Takenaka S, Kumagai D, Itoh K, and LaMarre J. Adipogenic, osteogenic and myofibrogenic differentiations of a rat malignant fibrous histiocytoma (MFH)-derived cell line, and a relationship of MFH cells with embryonal mesenchymal, perivascular and bone marrow stem cells. Eur J Cancer. 43(18):2747-2756. 2007.
  5. Yamate J, Sakamori M, Kuwamura M, and Kotani T. Neoplastic and non-neoplastic cell lines established from a rat uterine cervix-derived spontaneous malignant peripheral nerve sheath tumour. J Comp Pathol. 137(1):9-21. 2007.

 

所属学会(役員、委員等)

  1. 日本獣医学会 会員・評議員
  2. 日本毒性病理学会 会員・評議員・理事・会員委員会委員長
  3. 日本獣医病理学会 会員・評議員・理事・スライドセミナー委員長
  4. 日本病理学会 会員
  5. 日本癌学会 会員
  6. 日本実験動物学会 会員
  7. ヒトと動物との関係学会 会員
  8. 日本トキシコロジー学会 会員
  9. 日本野性動物医学会 会員
  10. 日本獣医腎泌尿器学会 会員・理事・編集委員
  11. Experimental and Toxicologic Pathology (ヨーロッパ毒性病理学会 学会誌) 編集委員
  12. The Journal of Toxicological Sciences (日本トキシコロジー学会 学会誌) 編集委員
  13. Veterinary Pathology (アメリカ獣医病理学会誌) 編集委員
  14. 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 専門委員
  15. 内閣府 食品安全委員会 専門委員

 

受賞歴

  1. 日本獣医師会長賞(成績優秀者) 受賞 (1979)
  2. 日本獣医学会賞(第88号)受賞 (2000)
  3. 2002年度最優秀論文賞 (J. Toxicol. Pathol.)
  4. Arthur Willis Visiting Professorship 受賞 (カナダグエルフ大学)(2008)
  5. 獣医師免許取得(第18271号)(1979)
  6. 日本獣医病理学専門家(JCVP:第91091号) (1991)
  7. 日本毒性病理学専門家(JSTP:第38号) (1993)

詳細は大学HPの「教員活動情報」をご覧ください