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獣医外科学教室の紹介
獣医外科学教室の紹介
ようこそ、獣医外科学教室へ!
現在、大学院生11名、6年生3名、5年生3名、研究生3名、客員研究員9名、教員3名が所属しています。教員の監督のもと、獣医臨床センターでの診療に所属学生が参加し、現場で動物の疾患に対する診断法および治療法を直接学べることが獣医外科学教室の特徴です。
また、私たちが獣医外科学の発展に寄与するためには、課題を克服するための研究も重要であると考えています。そのため、獣医外科学教室に入室した皆さんにも、卒業研究として、基礎研究をしっかりと実施してもらいます。さらに、私たちは学内だけの活動では不十分と考えていますので、積極的に国内外の学会に発表するとともに、国立循環器病研究センター研究所、北海道大学、東京大学、大阪大学、神戸大学、京都大学、聖マリアンナ医科大学、大阪府立救命救急センター、近隣の動物病院、獣医外科学教室のOB、各企業等と共同研究に取り組んでいます。
獣医外科学教室に入室した皆さんも、このような外部の方と接することで、視野を広げてもらいたいと考えています。「明るく楽しく一生懸命に」をモットーに、一緒に頑張りましょう!
○獣医外科学教室の研究内容
- 幹細胞エクソソーム徐放化技術を用いた新規治療法の開発
- 犬グリオーマに対する新たなバイオマーカーの開発
- 犬と猫の腎泌尿器疾患や循環器疾患に関する診断・治療法の開発
- 腫瘍疾患に対するIVRを用いた新規治療法の開発
- 犬と猫の悪性腫瘍と炎症反応に関する研究
- 敗血症と多臓器不全の病態解明ならびに診断・治療法の開発
- 腫瘍疾患や神経疾患の新規バイオマーカーの開発
- 生体内組織形成術を用いた新規生体修復材の開発
* その他のプロジェクトも行っています。興味のある学生は、研究室訪問時に質問してください。
◯卒業論文の題目
(平成29年度)
- インターロイキン2受容体α鎖の犬リンパ腫腫瘍マーカーとしての有用性
- 生体内組織形成術を用いた犬の新規人工泌尿器修復材の検討
(平成28年度)
- 犬における生体内組織形成術を用いた新規心臓弁の評価
- 水素による放射線肺炎からの保護作用に関する検討
◯その他
- 平日は原則朝8時30分までに研究室に来てください。
- 文献ゼミ(隔週)および英語の獣医外科学テキストの抄読会(月2)を原則として金曜日の午後5時から1時間程度行います。研究進捗報告や予演会は必要に応じて随時行います。
- 学生全員が少なくとも1回は学会発表が出来る事を目標とします。
*その他、実験動物の飼育管理、掃除などは当番制で行います。