大学院について

動物の医療を根幹とする総合的な動物科学である獣医学領域においては,動物治療の高度化、国際交流の活性化にともなうヒトの移動と物流の増大に起因する人獣共通感染症の脅威,バイオテクノロジーを用いた畜産物の生産性効率化や新薬の開発,またそれら食品・医薬品の安全性評価など地域社会の福祉や安全性にかかわる多様な問題が顕在化してきています。
本専攻は,獣医学に関する学識,見識,技術を備え,かつ応用動物科学領域で専門別に細分化された知識・技術を統合し,病態動物などの診断と治療および公衆衛生分野への貢献できる専門家,社会的要請が増加している高等動物とかかわりの深い動物バイオメディカル関連分野において,独創的指導能力を発揮できる国際的な専門家の育成をめざします。
獣医学専攻の学舎は、2009年4月に関西国際空港対岸の“りんくうキャンパス”に新設移転されました。新設キャンパスには、最新の設備を備えた教育・研究棟の他に、獣医臨床センターおよび動物科学教育研究センターが併設されました。

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獣医学専攻は以下に示す3分野で構成されています。

 

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